シャトーレストラン ジョエル・ロブション
恵比寿ガーデンプレイス内にあるシンボル的な美しい洋館。
タイユヴァン・ロブションとしてスタートしたレストランが
2004年12月、ジョエル・ロブション氏により新たに生まれ変わってオープンした。
店名のジョエル・ロブションとは、
もちろんオーナーシェフであるジョエル・ロブション氏の名が由来。
ジョエル・ロブション氏は、20世紀最高の料理人とも称されるほど偉大な人物で、
ミシュランでは史上最短で最高ランクの三つ星を獲得、
芸術文芸勲章、MOF賞(フランス最優秀職人賞)など
国際的な栄誉は数え切れないほど受賞。
一度料理人を引退したときなどは、世界的なニュースになり、
日本でも特番が組まれるほど話題になる人物である。
雰囲気
外観は以前のまま、内装だけをデザイナー森田恭道氏によってリニューアルしている。
2階にあるメインダイニングは、フランスの王朝の歴史を感じさせるダイニングであったが、
今は、シャンパンゴールドに統一された豪華で格調あるダイニングに変わっている。
中央にはバカラのゴージャスなシャンデリアが飾られ、華やかさをさらに演出。
壁面は、キラキラと輝くスワロスキーのクリスタルを使い、
そしてその前を、金色のかかったガラスで覆う。
このガラスは、モダンな印象を与えると同時に
中で輝くスワロスキーの光を、少しだけ柔らかくする役目もしている。
タイユヴァン時代と比べると、間取りは変わらないが、
しかし、壁面をガラスで覆ったことで、若干狭くなっている。
タイユヴァン・ロブションのインパクトが大変強かったので、
どのように生まれ変わるのか、実際にこの目で見るまで心配であった。
既存の外観、間取、そして浮き彫りの壁。
過去の印象が強ければ強いほど、壊すのはそう簡単ではない。
それを見事にやってのけた森田恭通氏には、本当に頭が下がる。
僕は今のデザインを大変気に入っている。
タイユヴァン・ロブションがクラシックな雰囲気ならば、
ジョエル・ロブションは、モダンとクラシックを融合した雰囲気である。
デザインの違いは、ダイニングだけでなくスタッフのユニフォームにも現れており、
昔は、Wの黒のスーツに蝶ネクタイだったのが、
今は襟なしのモダンなユニフォームに変わっている。
ダイニングに合わせたコーディネートはさすがである。
ガラディナー ~会話&握手&サイン~
今回は通常のディナーではなく、ガラディナーという食事会に参加した。
このガラディナーは、来日したジョエル・ロブション氏を迎えてのディナー。
通常のディナーよりも高く、そして予約するのも難しい。
2日あるガラディナーは、共に平日だったにも関わらず
当日までキャンセル待ちが発生するほど、大人気であったそうだ。
もちろん僕は、予約開始の朝10時から電話して席を確保した。
当日、僕たちは6時過ぎに来店した。
店内はいつもよりスタッフが多く
そしていつも以上に緊張感溢れる雰囲気。
やはり、ジョエル・ロブション氏が来日しているからだろうか。
僕がこの食事会に参加したのは、
もちろんジョエル・ロブション氏に会えることを期待して。
一目でも会えれば、それだけで十分だと思って参加した。
そんな期待を持ちながら食事をしていたとき、
たぶん、まだ2品目ぐらいだったと思う。
突然厨房からジョエル・ロブション氏が現れた。
こんなにも早く登場するとは思わなかったので、びっくり。
なんせ、まだ2組しか来店していなかったのだから・・・。
通訳と一緒に、挨拶まわりをしている。
もちろん、僕たちの席にも来た。
嬉しさと緊張のあまり、何を話してよいかわからない。
のんたろは、緊張していて話せなそうだ。
せっかく、憧れの人が目の前にいるのだから何か話さなくちゃ・・・
たぶんベタな内容だったかもしれない。
でも1~2分間、通訳さんを通じて会話をした。
そして最後にぎっちりと握手をしてもらった。
予想以上の展開に、かなり舞い上がってしまった。
席が少し埋まり始めた頃、
またジョエル・ロブション氏が現れた。
隣の席の人とフランス語でジョークを交えながら話している。
最初お会いしたときより、ユーモアがあって気さくな感じだ。
1回お会いしているから、もう来ないかなと思っていたら
また僕たちの席に来て、話をしてくれた。
ダイニングルームがほぼ満席になった頃
再びジョエル・ロブション氏が登場。
しかし、3階もしくは1階に行ったのか、すぐ別の部屋へ行ってしまった。
僕たちが席を立ったのは、10時頃。
その後、ジョエル・ロブション氏には会えなかったが
でも十分満足だった。
今回のコースメニューの左下には、
ジョエル・ロブション氏の直筆サインが記載されている。
印刷ではなく、本人が1枚ずつ来日してから書いたそうだ。
忙しいにも関わらず、とても嬉しい心遣いである。
ガラディナー(40,000円)
■トリュフのプチパイとの鱈白子のムニエル 枝付きローリエとトリュフの香りで
■ランド産フォアグラ スモークし、四国産鰻と共にミルフィユ仕立てに、 トリュフのクリームを添えて 突き合せには、大根などの野菜が添えられています。
■地鶏卵 半熟に仕上げ、根セロリのクリームをまとわせ、 トリュフと極上豆腐のピューレに乗せて
■宮城産帆立貝 トリュフと共にカネロニ仕立てに ■ブルターニュ産オマール海老 トリュフのクーリーとコライユ入りソースと共に ■パルメザンチーズ なめらかなフランにし、 新タマネギのエアーコンソメを注いで ■ブルターニュ産平目 アーティチョークのバリグール仕立てとトリュフの香るジュ ■ハーブ豚 トリュフを刺し込みキャラメリゼ、 ブロッコリーとトリュフのスムールと共に ■本日の為に用意したトリュフを挟んだチーズ(別料金)
■トリュフ風味のマカロン ア・ラ・ミニュッツのバプールで ボンボンの驚きを添えて ルイ13世という非常に高級なコニャックが入っています。 ■マンゴー ポップシャンパーニュにみたて、 日本酒とパンプルムースのジュレに ■カフェ |
シャトーレストラン ジョエル・ロブション
総合計 | 30.0 | |
建物 | 5.0 | |
エントランス | 5.0 | |
ウェイティングルーム/カフェ/バー | 5.0 | |
ダイニングルーム | 5.0 | |
化粧室 | 5.0 | |
料理・接客 | 5.0 |
住所 | : | 〒153-0062 恵比寿ガーデンプレイス内 地図 |
電話 | : | 03-5424-1347 |
ランチ | : | 11:30am - 14:30pm(L.O.) 7,500円、12,000円 |
ディナー | : | 18:00pm - 22:00pm(L.O.) 22,000円、35,000円 |
会計 | : | テーブル カード利用可 |
休日 | : | 不定休 |
その他関連サイト | ||
ジョエル・ロブション (公式サイト) | ||
ジョエル・ロブション オンラインショッピング (公式サイト) | ||
ロブションのシンプルフレンチ (DVD) | ||
livedoor 東京グルメ | ||
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